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『繊細さん』の私が少しだけ勇気をもって変えてきた人生

『繊細さん』の私が少しだけ勇気をもって変えてきた人生

~Life is adventure~

松浦 夕希子 
子どもの頃から敏感で繊細で傷つきやすく、人と関わることが煩わしい自分を変えたくて時間とお金をかけるが一向に変わらない日々を送る。自分はダメだと自己否定ばかりしていたあるとき、自分が『繊細さん』と呼ばれるHSPだと知り自己肯定できるように。『繊細さん』の自分が変化してきた道のりを綴った初めてのエッセイ。
本著目次 序章(はじめに)
定価:1300円
  • サイズ:13 x 0.79 x 18.8 cm
  • 頁数:132
  • 発刊日:2025/09/02
  • ISBN:978-4867390436
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著者紹介

松浦 夕希子

1967年北海道釧路市生まれ、札幌市在住。40 代半ばに転勤のため札幌へ移住。 同年に初めて訪ねた台湾で体験した不思議な出来事をきっかけに長年勤めていた医療関係の仕事を退職。その後、起業しようとセミナーを受けるが、ただ学んで終わることの繰り返しで起業は性に合わないと断念する。50 代になり旅行好きから観光の仕事に就くが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で観光の仕事がなくなり退職。現在はパートの仕事をしながら日本語教師を目指している。その場の空気を読んで、人の顔色を窺いながら話をする内気で、人の言葉に傷つきやすく敏感で繊細な子ども時代を送る。30 代になり、人とのコミュニケーションが苦手な自分を変えようと自己啓発にのめり込む。セミナーを受け自己啓発本を読み漁り時間とお金と労力をかけるが、大きな変化を感じないまま変えるための方法を追い求めつづける。50 代になったある日、あるブログで自分が『繊細さん』という HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)だと知り、「人とうまくコミュニケーションがとれないダメな自分を変えなくてはいけない」という考え方から 180 度一転し、「敏感で繊細であるそのままの自分でいいんだ!」と自己肯定ができるように劇的な変化が起こる。そんななか、父親を突然失い、毎日泣きながら自分を責めつづけるどん底の日々を送る。深い哀しみから抜け出すために初めてプロのカウンセリングを受け、楽しかった家族の思い出が蘇り、何かが足りないと思っていたそれまでの人生が、すでに十分に満ち足りていたことに気づき心の平穏を取り戻す。その体験から、相手のどんなことも否定せずにそのままを受け入れて会話できるように変わり、友だちからは話をそのまま聞いてくれる “受け入れ名人”と呼ばれ、人との関わりが苦手だったことが嘘のようにコミュニケーションを楽しんでいる。40代になって博物館でボランティアをするなかで文章を書くことが好きだったことを思い出し、札幌へ移ってから自ら撮った写真を添えてブログを書きはじめる。誰かの力になれるよう、自身が体験したことを通じて感じたことや気づいたことを綴っている。本書で掲載されている写真は、北海道の自然をテーマに自ら撮った写真を掲載している。