本の一覧

Books

あしたもきいて

あしたもきいて

原 敏子 
親御さんの生の声がお子さんの「こころ」を育む絵本。主人公の男の子はとっても繊細です。保育園での些細な出来事で心が深く傷ついています。 お母さんは夜寝る前に丁寧に関わり、男の子の心を元気にしていく物語です。子ども時代に親から言われた「ことば」は大人になっても当時の感情とともにいつまでも記憶に残っているものです。 この絵本の読み聞かせが、たくさんの親子にとって心温まる時間になりますように。そしてたくさんの子どもの未来が心から豊かになりますように。
定価:3000円
  • サイズ:21 x 21 x 1.5 cm
  • 頁数:36
  • 発刊日:2025/05/28
  • ISBN:978-4867396636
こちらで販売中

著者紹介

now printing

原 敏子

1980年生まれ、滋賀県出身。2022年4月きずなLabo開業。心理カウンセラー。コミュニケーショントレーナー。カウンセラー起業コンサルタント。活動実績、2025年3月現在、子育て講座160回。カウンセリング2,200名。支援者ネットワーク60団体。行政からの講師依頼50件。カウンセラー育成3,000名。幼少期は虐待サバイバー、ヤングケアラーといわれる環境の中で育つ。何をやっても「遅い、役立たず、しっかりしろ」と言われつづけ、自己肯定感も低くなった。大人になり、虐待のフラッシュバックと自己否定癖が治らないなか、心理学を学び、幼少期を振り返る。母は夫からの暴力に耐えながら子育て中に孤立状態になっていたこと、著者が7歳のときに生き別れた母のその後の人生が長年にわたり、メンタルを壊し、過酷な生活を送っていたことを思い出す。自身も母になり幼少期のトラウマの影響を受けるなか、当時、周りに相談しても「笑顔になれない母親はダメだ」と言われ、大きなショックを受ける。その後、家族とも会話ができなくなり孤立状態に。この出来事がきっかけでコミュニケーションを学び、家族関係を改善。幼少期、育ててくれた祖母が地域を巻き込み、著者を安心な場所につないでくれていたことを思い出し、人とつながっていることの大切さ、どんな状況でも絶対に一人にならないことを広く伝えている。現在は、お母さんをひとりにしない地域社会を創るため、否定しないで話を聴いて、アドバイスをせずに解決に導ける心理カウンセラーを育成している。